2012年1月21日土曜日

2012年1月20日金曜日

オバマ大統領　ロシアの支援を必要とする

タグ: オバマ, 北米・中南米, 露米, 露米関係, 記事一覧, 米国, 政治, 国際

20.01.2012, 13:40

米国のバラク・オバマ大統領は米国の週刊誌「タイム」とのインタビューに答え、イランの核開発をめぐる問題解決にはロシアと中国の支持が鍵となるほか、アフガニスタンでの状況安定化のためにも必要不可欠な要素だ、と指摘した。タス通信が伝えた。

有名なジャーナリストであるファリド・ザカリア氏との対談のなかで、オバマ大統領は米国にとって脅威となる問題に触れたうえで、それに対する政府の対応がどのように変化しているかについて語った。オバマ大統領は、「効果的な外交やイランへの前例なき制裁、およびロシアや中国を引き込むことに成功した結果、イランの前には足並みをそろえた国際社会がある。」と強調しており、「イランは現在孤立しており、地域での立場も弱まっている。」と指摘した。そしてそのような協力レベルは、アフガニスタンでの状況安定化にとっても必要だ、と語っている。「我々だけではなく、ロシア、中国、インド、パキスタン、イランなどすべての国が、アフガニスタンでの混乱に終止符を打つことに関心を抱いている。そのような目的は達成できると思う。」と述べている。またオバマ大統領は、米国と中国が対立しているというような判断は許されないとした上で、中国との堅調な対話や正常な実務関係が樹立されたことは、大きな達成のひとつだと語っている。また中国との関係改善は、日本や韓国など、地域における米国の長年にわたる同盟国との関係を弱めるものではない、としており、「関係はいまだかつてなかったほど良い状態にあると思う。」と指摘している。

記事全文

引用元: VOR　ロシアの声.